日本人の配偶者等ビザの申請手順 — 行政書士がステップバイステップで解説【2026年最新】
最終確認日: 2026-05-03 執筆: さわい行政書士事務所 澤井隆行(Gyoseishoshi) 記事タイプ: L2クラスター 読了時間: 約8分
結論: 日本人の配偶者等ビザの申請は、①婚姻成立、②書類準備、③申請、④審査、⑤結果通知の5ステップです。海外結婚の場合は両国での婚姻成立が前提となり、申請から結果まで2〜4か月が目安です。
Q1. 申請ルートは何種類ありますか?
申請ルートは、申請人の現在地で分岐します。
| ルート | 概要 | 期間目安 |
|---|---|---|
| 海外結婚 → 海外から呼び寄せ | 婚姻成立 → COE申請 → ビザ → 来日 | 3〜6か月 |
| 国内結婚 → 国内変更 | 留学・技人国等から日本人の配偶者等へ変更 | 1〜3か月 |
| 国内結婚 → 海外で待機 | 結婚 → 一旦帰国 → COE申請 → 再来日 | 4〜6か月 |
| 在留期間更新 | 同一資格の継続 | 2週間〜1か月 |
法的根拠: 入管法第7条の2/第20条/第21条
一次ソース: 出入国在留管理庁 日本人の配偶者等
Q2. 海外呼び寄せルートの手順は?
Step 1: 両国での婚姻成立
- 海外(外国人配偶者の本国)で婚姻
- 日本の市区町村役場に「婚姻届(報告的届出)」提出
- 戸籍に婚姻記録反映(1〜2か月)
または
- 日本での婚姻
- 在外公館で配偶者の本国向け婚姻証明取得
Step 2: 書類準備(1〜2か月)
- 申請人(外国人配偶者)の身分関係書類
- 日本人配偶者の戸籍謄本・住民票・在職証明等
- 婚姻関係立証書類(写真・質問書等)
Step 3: 在留資格認定証明書交付申請
- 日本人配偶者が日本で代理申請
- 申請窓口: 日本人配偶者の住居地を管轄する地方出入国在留管理局
- 手数料: 無料
Step 4: 審査(1〜3か月)
- 標準処理期間1〜3か月
- 婚姻実態立証が不十分な場合、追加資料請求
Step 5: COE発行 → 在外公館でビザ申請 → 来日
- COE原本を申請人へ郵送
- 居住国の日本大使館・総領事館でビザ申請
- ビザ発給後3か月以内に来日
Step 6: 在留カード交付・住居地届出
- 主要空港で在留カード即日交付
- 入国後14日以内に市区町村役場で住居地届出
Q3. 国内変更ルートの手順は?
留学生や技人国等の在留資格者が日本人と結婚した場合のルートです。
Step 1: 婚姻届提出
- 日本の市区町村役場で婚姻届
- 戸籍への反映確認(1〜2週間)
Step 2: 書類準備
- 質問書の作成(夫婦別々に記入)
- 婚姻実態立証書類の収集
Step 3: 在留資格変更許可申請
- 申請窓口: 申請人の住居地を管轄する地方出入国在留管理局
- 手数料: 4,000円(許可時のみ)
- ROENシステムでオンライン申請可
Step 4: 審査(1〜2か月)
Step 5: 在留カード受領
- 「日本人の配偶者等」の在留カード受領
- 就労制限なし
💡 行政書士のポイント: 留学生から日本人の配偶者等への変更は、就労時間の制限が外れる重要な手続きです。婚姻直後の申請でも問題ありません。
一次ソース: 出入国在留管理庁 各種手続案内
Q4. 質問書の記入ポイントは?
審査において質問書は最重要書類の一つです。
必ず含めるべき項目
出会いから婚姻まで
- 出会いの場所・時期・きっかけ(具体的に)
- 第三者の介在(友人・SNS・知人紹介等)
- 交際開始の決定的な出来事
- プロポーズの状況(場所・言葉・時期)
婚姻の決定
- 両家への挨拶(時期・場所)
- 結婚式・披露宴の有無・規模
- 婚姻届提出の状況
婚姻後の生活
- 同居開始日・場所
- 日常のコミュニケーション言語
- 共有する経済活動(家計・通帳)
- 共通の趣味・休日の過ごし方
記入時の注意事項
- 配偶者と申請人で別々に記入
- 同一エピソードでも視点・記憶が異なるのは自然
- 嘘・誇張は厳禁
- 日付・場所等の具体性が立証力を高める
💡 行政書士のポイント: 質問書の内容と他の書類(写真・SNS記録等)が整合することが重要です。「結婚式は2024年5月」と書いたら、写真も2024年5月の日付が入っているべきです。
Q5. 申請後の流れと注意点は?
標準処理期間
| 申請種類 | 標準処理期間 | 実情 |
|---|---|---|
| 在留資格認定証明書交付申請 | 1〜3か月 | 繁忙期4か月 |
| 在留資格変更許可申請 | 1〜2か月 | 繁忙期3か月 |
| 在留期間更新許可申請 | 2週間〜1か月 | 通常 |
審査中の注意点
- 在留期限切れに注意(特例期間2か月で延長可)
- 海外渡航は再入国許可で対応
- 配偶者との別居は避ける
- 婚姻状況に変化があれば届出
不許可時の対応
- 不許可理由の口頭聴取
- 婚姻実態立証の追加(写真・記録等)
- 配偶者との同居実態の確認
- 再申請または別資格検討
一次ソース: 出入国在留管理庁 標準処理期間
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よくある質問(FAQ)
Q1: 申請から来日まで何か月かかりますか?
A: 海外呼び寄せの場合、書類準備1〜2か月+審査1〜3か月+ビザ申請・渡航1か月で、合計3〜6か月が目安です。書類が揃っていればより早く、追加資料請求があればより長くなります。
Q2: 結婚直後に申請して大丈夫ですか?
A: 大丈夫ですが、婚姻実態の立証が困難になります。同居実態(住民票同一世帯)、結婚式・新婚旅行の写真、両家との交流記録等で実態を立証してください。
Q3: 国際結婚の場合、両国で婚姻届を出す必要がありますか?
A: はい。両国での婚姻成立が一般的です。日本側の戸籍に反映されないと日本人の配偶者等ビザは申請できません。在外公館または日本の役所での手続きが必要です。
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免責事項
本記事は2026年5月時点の入管法・施行規則・告示・運用要領に基づく一般的な情報提供であり、個別案件の法的助言ではありません。具体的な申請手続きについては、出入国在留管理庁の最新情報をご確認のうえ、行政書士等の専門家にご相談ください。本記事の情報を利用した結果生じたいかなる損害についても、当事務所は責任を負いません。
法令の解釈・運用は日々変動します。最終確認日以降に法令改正があった場合、最新情報を反映するまでの間、本記事の内容と実際の運用が異なる可能性があります。
著者情報
さわい行政書士事務所 澤井 隆行(Sawai Takayuki, Gyoseishoshi)
- 事務所: さわい行政書士事務所
- 所長: 澤井 隆行
- 登録: 日本行政書士会連合会会員(東京都行政書士会)
- 専門: 入管業務(在留資格・帰化)/法令遵守SaaS開発
- ブランド: MmowW(Dron🦉/F👀D/Shamp👀/Scrib🐮/Viz👀)
- お問い合わせ: info@mmoww.net
Gyoseishoshi(行政書士)は日本独自の法律専門職で、官公署提出書類の作成・代理を行う国家資格者です。
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