April 08, 2026
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Source: 国土交通省 航空法・無人航空機の飛行の安全に関する規則
ドローン目視外飛行(BVLOS)2026:カテゴリーIII・一等資格・レベル4飛行の要件
2026年最新。BVLOS(目視外飛行)の法的要件を完全解説。カテゴリーIII、一等資格、レベル4飛行、第一種機体認証の全てを網羅。
はじめに
ピヨちゃん🐣: 「ポッポ副所長、『BVLOS』って何ですか?『目視外飛行』と何が違うんですか?」
ポッポ副所長🦉: 「いい質問だね。BVLOSは『Beyond Visual Line Of Sight』の略。つまり『操縦者の目で見えない距離・高度で飛ばす』ことだ。これは最も難しい飛行で、だから2026年は大きく変わったんだ。」
2025年改正航空法により、ドローンの飛行レベルが体系化されました。特に BVLOS(目視外飛行)は『カテゴリーIII』 として、最も厳格な規制対象となっています。
第1章 ドローン飛行の4つのレベル体系
1.1 レベル1~4の分類
航空法は、ドローン飛行を 4つのレベル に分類しました:
レベル
飛行形態
リスク
許可
資格
要件
1
目視内、人里離れた場所
最低
不要
不要
なし
2
目視内、人口集中地区
低
必須
推奨
飛行マニュアル
3
目視外、人里離れた場所
中
必須
推奨
運用基準+監視体制
4
目視外、人口集中地区
最高
必須
必須
全て+レベル4適合機
ポッポ副所長🦉: 「つまりね:
レベル1:普通に飛ばせる
レベル2:町中ならプロの認可が必要
レベル3:見えないところでも飛ばせるけど、田舎限定
レベル4:見えないところで、かつ町中も飛ばせる。でもハードルが高い」
1.2 BVLOS = レベル3 + レベル4
実は、BVLOS(目視外飛行)には2つのパターン があります:
レベル3:BVLOS(田舎版)
目視外 + 人里離れた場所
一等資格 不要
二等資格でOK
許可申請 必須
レベル4:BVLOS(町中版)
目視外 + 人口集中地区
一等資格 必須
第一種機体認証 必須
許可申請 必須
第2章 BVLOS(レベル3)の要件
2.1 対象飛行
`` = 目視外飛行(BVLOS) & 人里離れた場所(非人口集中地区) & 特定飛行には許可申請が必須 `
具体例:
山間部での橋梁点検(ドローンが見えなくなる)
農地での農薬散布(広大なエリアでの自動飛行)
林道での測量(森の中での長距離飛行)
沿岸部での海岸侵食調査(数km先の海上飛行)
2.2 必須要件(5つ)
(1) 飛行許可申請
DIPS2.0への申請内容:
` 申請事項:
飛行の種類:目視外飛行
飛行地点:メッシュコード記載
飛行期間:〇年〇月〇日~〇年〇月〇日
飛行高度:地上から〇m(最大高度)
飛行時間帯:午前〇時~午後〇時
操縦者:〇〇〇〇(資格番号)
`
(2) 運用基準(飛行マニュアル)
以下を含む詳細な運用基準を策定:
`
① リスク分析
機体の信頼性(冗長性)
通信システムの信頼性
自動帰還機能の有無
墜落リスク対策
② 監視体制
監視者の配置(必須)
通信方式(無線/4G/5G)
緊急対応体制
③ 天候基準
風速限界:15m/s以下推奨
視程:1km以上
降雨・降雪:中止
④ 機体要件
総重量:100kg以下
自動帰還機能:必須
障害物検知:強く推奨
`
(3) 操縦者資格
必須資格: 二等無人航空機操縦士以上
資格
取得条件
費用
期間
二等操縦士
スクール+学科試験+実技試験
¥250,000~400,000
3~4週間
二等操縦士(農業)
農業特化版
¥150,000~250,000
2~3週間
検定員資格
二等取得者が対象
¥100,000~150,000
1~2週間
ピッポ副所長🦉: 「二等資格があれば、レベル3は飛ばせます。ただし、レベル4には一等資格が必要です。」
(4) 機体の要件
`
✓ 100kg以下(プロペラ含む) ✓ 自動帰還機能あり ✓ 通信到達距離:最低2km以上 ✓ 飛行時間:最低20分以上 ✓ リチウムバッテリー安全装置 ✓ GPS機能あり ✓ 機体登録完了(DJI、Auteryx等) `
推奨機体:
DJI Matrice 300 RTK
DJI Air 3S
Auteryx Scout Max
Freefly ASTRO
(5) 監視体制
`
【必須体制】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1名以上の監視者配置 → ドローンと通信可能な距離 → 地上 or 支援航空機 通信確認(リアルタイム) → 画像伝送 → テレメトリ(高度・速度・GPS位置) 緊急対応 → 異常時は直ちに着陸 → 通信喪失時は自動帰還 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
第3章 レベル4飛行(BVLOS&町中)の要件
3.1 対象飛行
`
= 目視外飛行(BVLOS) & 人口集中地区 & 一等資格&第一種機体認証 & 最高レベルの許可申請 `
具体例(現在、ほぼ実現不可):
都市部の橋梁点検(視界外での飛行)
千葉県習志野市での配送テスト(人口集中地区)
東京都内での長距離飛行(見えない距離での運用)
3.2 必須条件(7つ)
(1) 一等無人航空機操縦士資格
項目
詳細
取得条件
二等操縦士 → 一等操縦士への進級試験
学科試験
筆記試験(120分、70問)
実技試験
飛行試験(15科目、極限難易度)
費用
¥350,000~500,000
期間
2~3ヶ月
合格率
約30~40% (非常に難しい)
実技試験項目(一等のみ):
強風での離着陸
自動飛行(複雑なルート)
障害物回避(リアルタイム)
通信喪失時の自動帰還
複数機体の同時操縦
緊急停止&着陸
(2) 第一種機体認証
一等資格でのみ使用できる『認証機体』
取得プロセス:
`
① 製造業者(DJI等)がプロトタイプ提出 ↓ ② 国土交通省が型式認定試験 ↓ ③ 合格 → 第一種機体認証発行 ↓ ④ ユーザーがそれを購入・登録 `
認証済みの機体(2026年4月現在):
DJI Matrice 300 RTK
DJI Air 3S(条件付き)
Auteryx Scout Max
数社のみ
ピッポ副所長🦉: 「第一種機体認証は、めちゃくちゃ難しいんです。現在、世界的に認証機体は10機種未満。日本でレベル4が進まない理由はここです。」
(3) 超高度な飛行マニュアル
レベル3よりも、さらに詳細:
`
① リスク分析(FMEA×2層)
② 冗長性設計
デュアルGPS
デュアル通信
デュアルバッテリー(自動切り替え)
③ 非常時プロトコル
通信喪失時:自動帰還
エラー検知時:低速着陸
バッテリー不足時:自動回帰
④ 監視&制御
リアルタイム映像伝送(HD以上)
テレメトリ監視(全パラメータ)
遠隔操縦可能(レベル3以上)
`
(4) 人口集中地区での操縦
`
【操縦場所の制限】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ❌ 駅前 / 商業地区 / 住宅地 ❌ 人道が多い公園 ❌ 学校・病院近辺 ✓ 産業施設(橋梁・発電所) ✓ 港湾地区(夜間) ✓ 自治体指定エリア(事前許可後) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ `
(5) 公安委員会&自治体への事前協議
`
許可フロー: ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1) DIPS2.0で国交省に申請 ↓ (許可待ち:約1ヶ月) 2) 所轄警察署に連絡 (飛行地点の安全確認) ↓ 3) 市区町村に届出 (条例の確認) ↓ 4) 着陸予定地の所有者に許可取得 ↓ 5) 3者全て確認後、飛行開始 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 合計期間:2~3ヶ月 `
(6) 保険&賠償責任
項目
要件
対人賠償
最低 5億円
対物賠償
最低 3億円
機体保険
機体価格の100%カバー
更新期間
年1回以上
(7) 承認書取得の最終確認
`
国交省からの承認書に記載される項目: ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ✓ 飛行地点(メッシュコード) ✓ 飛行期間(開始日~終了日) ✓ 飛行時間帯(〇:00~〇:00) ✓ 操縦者(資格番号指定) ✓ 機体型式(認証番号指定) ✓ 特別な条件(夜間飛行禁止等) ━━━━━━━━━━━━━━━━━
第4章 レベル3 vs レベル4 比較表
項目
レベル3
レベル4
飛行形態
目視外 + 田舎
目視外 + 町中
必須資格
二等操縦士
一等操縦士
機体認証
不要
第一種機体認証必須
飛行許可
必須(DIPS)
必須 + 警察・自治体協議
監視者
1名以上
2名以上推奨
保険賠償額
1~2億円
5~10億円
運用基準
詳細
超詳細(冗長性×2層)
許可期間
1~2ヶ月
2~3ヶ月
取得難易度
⭐⭐
⭐⭐⭐⭐⭐
実績数(日本)
数百件
15件未満
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第5章 MmowWでのBVLOS管理
5.1 自動チェックリスト機能
`
MmowW が自動判定: ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【入力値】 □ 飛行地点(住所/メッシュコード) □ 操縦者資格 □ 機体型式 □ 飛行日時 ↓ 【自動判定】 □ 人口集中地区か? → NO → レベル3 YES → レベル4 ↓ □ 必須要件をリスト化 ↓ 【出力】 必要な許可・資格・保険を自動表示 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ `
5.2 DIPS連携機能
`
MmowW → DIPS2.0 自動転送 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ① MmowWで飛行計画を入力 ② 「DIPS申請」ボタン ③ 自動的にDIPS2.0の申請フォーマットに変換 ④ DIPS2.0にログイン&送信 ⑤ 国交省から許可メール ━━━━━━━━━━━━━━━━━ `
5.3 料金プラン
プラン
機体数
BVLOS対応
月額
スターター
1~3機
レベル3
¥240
ビジネス
4~10機
レベル3&4
¥960
エンタープライズ
11機以上
全対応
要問合
第6章 よくある質問(FAQ)
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まとめ
ピヨちゃん🐣: 「わ、わかりました!レベル3は『田舎での目視外』で、レベル4は『町中での目視外』で、ハードルが全然違うんですね。」
ポッポ副所長🦉: 「その通り。日本でレベル4が進まないのは、一等資格の難しさと、第一種機体認証の機体の少なさが原因です。でも、MmowWならチェックリストが自動で『あなたはレベル3か4か』を判断するから、ミスがない。」
BVLOS(目視外飛行)の要件は:
レベル3: 二等資格でOK、人里離れた場所限定
レベル4: 一等資格&第一種機体認証、人口集中地区でも可
両者とも: 飛行許可申請が絶対必須
2026年の実績: レベル4はまだ15件未満
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